よく中古カメラ店で見かける、セコニックのオートリーダーL-188。だいたい3000円前後と超お手頃ですが、メーターがずれてしまってるものが多いですね。
裏側の3本のネジを外すと、簡単に分解出来ます。
上からハイライト調整(赤)、バッテリーチェック調整(白)、ロー(シャドウ)調整(青)です。
極細のラジオペンチ、ピンセットなどにテープを巻いたもので、ボリュームを調整します。割り箸や楊枝なども役立ちます。
難しいのは、校正用の正しい露出をどうやって見つけるかです。私は、校正用に比較的新しいフィルムカメラのNikon F80を使っています。(デジカメやスマホアプリは、デジタル特性に合わせてシャドウが高めに出るのでダメです)
これで、均一な明るさの壁、空などを測り、全体的に±0.5EV以内の誤差に収まるようになれば、実用に耐える精度に調整出来ます。精度の良い新しい反射式露出計やスポット露出計が有れば、なお良いです。
でも、たぶんシャドウ側はやや暗め(例えば、実際の明るさは5EVなのに、メーターは4EV)に出て、調整範囲を超えてしまいますが、これはCDS(受光素子)の特性なんだと思います。モノクロフィルムの特性としては、シャドウに弱いので、むしろこのままで良いと思います。
私はゾーンシステム用に、こんなものまで開発しました。シャドウを測る時は、被写体に超接近します!
フィルムカメラ愛用の人は、スマホアプリなんて使わないで、是非、オールアナログ露出計で決めましょう!
「なんでスマホで撮らないの?」って馬鹿にされちゃいますよ~(笑)
初めまして
セコニックのオートリーダーL-188はどんな電池を入れるのですか?
お暇なときで結構ですので気が向いたらご連絡をお待ちしております
何卒宜しくお願い申し上げます
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